ネコとナマコの映画レビュー (第7回)「素晴らしき哉、人生!」
茶番
ショー:クリスマスが今年もやってくる♪
アン:(何言ってんだこいつという目)
ショー:何だよその目は!
アン;当然の反応よ!
ショー:当然って…何もおかしいこと言ってないよ僕。
アン:とうとう、お脳の回路が完全にプッツンしたか…
ショー:プッツンしてないよ!
アン:どうしてよ!クリスマスはずっっっと先よ!
ショー:そうだね、けど…
アン:けど何よ
ショー:「今年もやってくる」ことに変わりはない!(あと何ヵ月も先だけど)
アン:(バキッ!)
(ベルの音)(吹っ飛ばされたショーがインテリアのベルに当たった)
ショー:痛スギィ!てか今僕ベルに当たらなかった⁉︎
アン:そうよ。おめでとう。
ショー:おめでとうって何がさ!
アン:別にあんたに言ってるわけじゃないわよ。
ショー:じゃあ誰に言ってるのさ。
アン:あんたあの映画見てないの⁉︎ベルが鳴るっていうのは、天使が羽をもらったって
ことじゃない!
ショー:あー、あの映画か。
アン:おめでたいことじゃないの。
ショー:そうかもしれないけどそれより優先することがあるでしょ!
アン:何よ?
ショー:僕の心配はしてくれないの⁉︎
アン:え?あんた…不死身じゃないの?
ショー:違うわ!
作品紹介
アン:それで、あんなやり取りをしたんだから作る映画は決まってるわよね。
ショー:そうだね。そんなわけで今回紹介する映画は、
「ダイハード」でs
アン:(バキッ!)×3
ショー:3発も殴ることないじゃない!
アン:殴るわよ!
ショー:しっかりクリスマスの話したでしょ!
アン:天使とは全く関係ないじゃない!全く…
ショー:すいません。
さ、気をとりなおして今回紹介する映画は、
見た後心が必ず綺麗になって、涙が止まらなくなる白黒映画の傑作!
「素晴らしき哉、人生!」です!
アン:おぉ〜!やっぱりこう来なくちゃね!
ショー:アメリカではクリスマス映画の定番で毎年放送されるほどの超名作なんだけど、日本では知らないって人が多いんじゃないかな?
アン:そうねー、こんないい作品なのに残念!
ショー:あらすじを言っていくね。
クリスマスの夜、大勢の人が「ジョージ・ベイリー」という男のために祈っていた。どうやら彼は善人で、これから自殺をしようとしているらしい。その祈りは神様たちの所にも届いており、神は半人前ゆえにまだ翼をもらっていない
天使「クラレンス」に彼を助けさせることにした。ジョージを助け翼をもらうため、クラレンスはジョージの半生を追っていくことになる…ってお話!
アン:とても感動出来る作品なので是非、見て下さい!
小話
ショー:突然だけど、この映画の吹き替え版っていつに作られたと思う?
アン: …分からないわ。
ショー:なんと、2014年になって初めて作られたんだ!
アン:そんな最近⁉︎ってことは、1946年に公開されてから約70年も吹き替え版が作られてなかったの?
ショー:そうだよ(便乗)。しかも、吹き替え版を作成した人達もすごくてね、なんと、島根県のボランティアの皆さんによって作られたんだ!
アン:えぇー!けど、どうしてボランティアさんを集めてまで吹き替えを作ったの?普通、吹き替えはその道の人がやるものなのに…
ショー:それには理由があってね、「往年の名作を見ようにも、字幕版しかなかったら、目が不自由だったり病気だったりする人は楽しめない。もっと多くの人に映画を楽しんでもらおう!」という考え(超大雑把ですが)から、赤い羽根募金で集まったお金を使って、吹き替えを作ったんだよ。
アン:すごいわねー。
ショー:(小並感)
アン:うるさいわね!
アン:けど、より多くの人が映画を楽しめる社会って素晴らしいと思わない?
ショー:当然!いやー。感動の名作の裏側には、これまた感動できる話があったんだね。
アン:ロマンチックねー。
ショー:テイストは変わるんだけど、他にも面白い小話があってね。実はこの映画、真夏に撮影されたらしいんだ!
アン:えっ⁉︎この映画の舞台ってクリスマスよね?
ショー:そうだよ(便乗)。
アン:雪とかはどうしたの?
ショー:それについては面白い話があってね。当時、人工雪としては白く塗ったコーンフレークが使われていたんだけど、キャプラ監督は録音も実際の音でしたかったんだよ。
アン:それで?
ショー:けど、いざ録音するとコーンフレークを踏む音でセリフの音が聞こえなく
なっちゃったんだ。
アン:えぇっ!どうするのよ⁉︎
ショー:そこで、新しく「石鹸泡と水と化学泡フォーマイト(消化器から出てくるアレ)を混ぜて作り、送風機で吹き付ける」という方法を作り出したんだよ!
アン:道を自分で切り開いた!
ショー:これだと、踏んでも音は出ず、しかも足跡も雪みたいに着く!ってなわけで、無事撮影を終えることができたんだよ!
アン:すごいわねー。…あれっ?
ショー:ん?どうしたの?
アン:真夏の撮影ってことはすごく暑かって訳よね。
ショー:そのとうり。32度だよ32度!
アン:けど、俳優さん達すごい厚着だったわよね。
ショー: …あっ。
アン:暑さはどうしたのかしら。
ショー:送風機の風と…
アン:何よ?
ショー:気合い!
アン:デスヨネー。
総評
アン:さて、今回の総評は?
ショー:アカデミー賞5つにノミネートしたことからも分かるように、この映画は星の数ほどあるドラマ映画の中でも、最高傑作だと言っても過言ではないほどの名作だと僕は思います!主人公のジョージは非情に良く作られたキャラクターでとても感情移入しやすいですし、他のキャラクターも、しっかり作り込まれています。物語も、見てい必ず感動する、とても素晴らしい仕上がりになっています!(この映画を見て涙を流さない人はいない!)それに、見た後、必ず何かいいことをしたくなるんだよ!映画なのに、現実の自分たちに影響を及ぼせるんだよ!すごくない⁉︎
アン:俳優さん達もそれぞれのキャラにあった、とても良い演技をしてるのよね!
ショー:特に主人公のジョージ役のジェームズステュアートの演技が素晴らしいんだよ!感動のドラマの主人公にふさわしい、人間味あふれる魅力的な演技をしているんだ!
アン:アカデミー主演男優賞にノミネートしたことからも演技の素晴らしさがわかるわね。
ショー:あと最後に!「人に親切にできていないな」と思うことがあったら、是非この映画のことを思い出してください!優しい気持ちで心がいっぱいになるはずです!
よし、総評はここまででいいか。ところで、街で聞いたんだけど、最近の子って白黒映画見ないって本当⁉︎
アン:ええ、そうらしいわよ。
ショー:ええぇ!そんなもったいないことある⁉︎
アン:驚きすぎよ。
ショー:当然の反応だよ!白黒映画の名作は山ほどあるのに…
アン:そんなに落ち込まなくても、このレビューで白黒映画の良さを人に伝えれる
かもしれないじゃない。
ショー:無理だよ。このブログの読者数じゃ…
アン:あっ、そっかぁ…
ナマコ
ナマコ:皆さんこんにちわ、ナマコです。え?最近自虐ネタが多って?仕方ないじゃないですか。このブログから自虐ネタを取ったら何も残りませんよ!…自分で言ってて悲しくなってきました。それじゃ今回はここまで。取り上げて欲しい映画関係の話があったら是非、
コメントしてください!
それでは、サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ。
ネコとナマコの映画の偉人紹介 (第1回)「ロバート・デ・ニーロ」
茶番
ショー: 僕に話しかけてるのか?
アン:何変なこと鏡に向かって言ってるの…(タイトルを見る)…(ショーを見る)
…(察する)
ショー:僕に話しかけてるんだろ?僕以外いないz
アン:(バキッ)
ショー:初手安定の殴打いい加減やめてくれない⁉︎
僕だって痛みを感じるんだよ!
アン:あんたが茶番の度に訳わけわからない事言うからでしょ!全く…
ショー:じゃあ今回はなんで殴ったの?
アン:あんたの再現度低い「タクシードライバー」を見せつけられたら
誰だってそうするわよ!全く…
ショー:まあ、そうだよね。けどさ、流石に殴りすぎじゃない⁉︎?
最近ナマコが「bって打つだけで予測変換に(バキッ!)が出てくる」って
言ってたよ!いくらなんでもおかしいでしょ!
アン:いいじゃない。これから殴るときに打つ手間が省けるわ。
ショー:ひどいよ‼︎全く…
アン:ごめんなさい、冗談にしては言いすぎたわ…
ショー:ひどいよと言ったな。
アン:どうしたの急に…
ショー:あれは嘘d
アン:(バキッ!)
ショー:ウワアアアアアア‼︎
人物紹介
ショー:アカデミーにニ回受賞し、五回ノミネートした男、
「ロバート・デ・ニーロ」。
彼の役作りは、その凄まじさ故に
「デニーロ・アプローチ」
と呼ばれた…
アン: …どうツッコんだらいい?
ショー:ボケじゃないよ!
アン:なら何よ!
ショー:今回は、いつもの映画レビューと違って、映画の発展に大きく貢献した人物を紹介する「映画の偉人紹介」なんだよ。さっきのは、その人の凄さを簡単に紹介したものなんだよ。
アン:ああ、なるほどね。
ショー:じゃあ、ロバートデニーロについて簡単に説明するね。1943年生まれ。少年時代から役者を目指して演技の修行をしていて、駆け出しの頃は同じく無名だったブライアンデパルマと一緒に映画を作ってたんだって。
アン:今や有名人の2人が組んでたのねー。それで、家族関係とかはどうなってるの?
ショー:まず、彼には6人の子供がいるんだ。
アン:多いわね!
ショー:ちなみに3人との間にだよ。
アン:うーんちょっと何言ってるか分からない。
ショー:なんで分からないんだよ!そのまんまだよ!
アン:だとしたら余計何言ってるか分からないわよ!
ショー:じゃあ、説明するよ。
まず奥さんとの間に2人(そのうち1人は養子)、そのあと離婚しt
アン:ちょっと待って、ハリウッドスター離婚しすぎじゃない⁉︎
ショー:言わないの!
次に、当時付き合ってたモデルさんとの間に双子が、その次に再婚した奥さんとの間に2人。ちなみに再婚した奥さんとも離婚しかけたよ。
アン:ハリウッドスターってどうしてそんなにトラブル多いの⁉︎
ショー:まあ、色々あるんだろうね。さてと、人物紹介はこんな感じでいいか。
伝説
アン:次は何を紹介するの?
ショー:上の見出しに書いてあるでsy
アン:(バキッ!)
ショー:嘘です冗談です。
アン:気を取り直して、何を紹介するの?
ショー:冒頭にも言った通り、彼の役作りは類を見ない、凄まじいものなんだよ。だから、今回は彼の役作りに関する伝説を紹介していくよ。
アン:わかったわ。それで最初は何を話すの?
ショー:まずは、彼が初めてアカデミー賞を受賞した「ゴッドファーザー part2」の役作りについて話すよ。
アン:ゴッドファーザー!名作よね!私も見たわ。確か、デニーロは若い頃のヴィトコルレオーネを演じたのよね。
ショー:そうだよ(便乗)ちなみにそのヴィトコルレオーネなんだけど、前作の「ゴッドファーザー」では名優マーロンブランドが演じてるんだ。
アン:ふんふん、それで?
ショー:デニーロは、「同一人物を演じるわけだから、声質が違うのはおかしい」と考えてマーロンブランドの独特なかすれた感じの声を完璧に再現したんだ。
アン:えぇっ!
ショー:それに、ヴィトコルレオーネはシチリア出身だからと、シチリア訛りのイタリア語を学ぶために遠くシチリアにまで行って練習したんだって。
アン:凄まじいわね…そりゃ受賞するわよ。
ショー:まだまだ、伝説は山ほどあるよ。
アン:はえ〜すっごい。
ショー:あっ!やめろよ!淫夢は僕の専売特許だぞ!
アン:えっ!あれ語録だったの…
ショー:やめろ!淫夢を汚いものみたいにみるんじゃn
アン:汚いものでしょ
ショー:アッハイ。
アン:じゃ、話を戻して。今度はどんな映画の話をするの?
ショー:次は、彼が二度目のアカデミーを受賞した「レイジングブル」の話をしていくよ。
アン:確か、デニーロは主人公のジェイクラモッタを演じたのよね?
ショー:そうだよ(便乗)
アン:どんな役作りをしたの?
ショー:ジェイクラモッタは実在のボクサーなんだ。だから、演じるにあたってデニーロはラモッタの鍛え抜かれた体を完璧に再現したんだ!
アン:ボクサーの体を再現するって…
ショー:それだけじゃないよ。劇中ではラモッタが引退した後も描かれるんだけど、デニーロは 引退後の太った姿を表現するために、今度は20キロも増量したんだ!
アン:下手したら死ぬわよ!そんなハードな増減量したら!
ショー:安心して。40年経った今でもピンピンしてるよ。
アン:凄まじいわね。
ショー:ちなみに増量の際には、わざわざイタリアに行ってありとあらゆるレストランで食べ歩いたそうだよ。
アン:変なところでグルメね…まあ、気持ちはわからないでもないけど。
ショー:話を戻して次の伝説を…
アン:まだあるのね。
ショー:いくらでもあるよ。次の伝説は「ディアハンター」 での役作り。
ショー:そうそう。デニーロは役作りのために物語の舞台のピッツバーグに偽名で数ヵ月暮らしたそうなんだ。
アン:数ヶ月って本気すぎでしょ…
ショー:その上製鉄所で働こうとまでしたからね。
アン:フットワーク軽すぎでしょ!
ショー:ま、拒否されたんですけどね。
アン:断られたんかい!
ショー:ってな感じです。他にも、普通の役者ならやらないような役作りをいくつもやっているので、気になった方は調べてみたらいかがでしょうか。
感想
アン:改めて調べてみると凄まじい人ねー。
ショー:うん。彼ほど本気で演技に臨む役者さんはそうそういないだろうね。今回書いたもの以外でも沢山伝説があるしね。
アン:それに、歳をとった今でも勢力的に活動しているらしいじゃない。
ショー:そうなんだよ!2012年に「世界にひとつのプレイブック」でアカデミー賞にノミネートしたし、最近公開された「アイリッシュマン」での演技も評価されてるね。
アン:けど、デニーロももうお年寄りだし、前みたいなトンデモ役作りはしないわよね。
ショー:分からないよー。デニーロのことだし、レイジングブルの時以来の増減量をするかもよ。
アン:こんな歳で無茶したら本当に死んじゃうかもしれないわね…
ショー:そうだね…皆彼の演技はまた見たいだろうし、体をいたわって欲しいね。
アン:そうねー。最後に、彼が出ている作品で一番好きなのは?
ショー:んー…やっぱり「アンタッチャブル」かな。デニーロの出演は少ないけど、アル・カポネの残虐っぷりを余すことなく表現しているから、そこにも注目して見て欲しいな。
アン:じゃ、今回はここまで!ソースはウィキぺディアだから、気になったら見てみてね!
ナマコ…は、今日も休み
ネコとナマコの映画レビュー (第6回)「アンタッチャブル」
茶番
ショー:大変だー!
アン:うるさいわねー。急にどうしたの?
ショー:それがね、今日エレベーターを使おうとしたら、
アン:ネコなのにエレベーター使うのねあんた…
ショー:いいじゃん別に!それよりも、エレベーターに血みたいなものでこう書いてあったんだよ!「TOOTHEBRE」って!
アン:誤字多すぎでしょ!どう読むのよそれ…
ショー:これで「TOUCHABLE 」って書いてあったら映画とシチュエーションそっくりだったのになー。残念。
アン:何に対してへこんでるのよあんた…
ショー:誰がやったんだろうねこんなこと。
アン:誰でしょうね?相当な暇人だってことはたしかだけd
ショー:私d
アン:(バキッ!)
ショー:ウワアアアアアア!(サリー風) …って、ノってくれないの⁉︎
アン:当然でしょ!何?「お前だったのか」って言うと思った?何しょうもないことやってんのよ!
ショー:たしかに…あっ!
アン:どうしたの?
ショー:「茶番の度に殴られる」って言うノルマ達成じゃん!
アン:なんてもんノルマにしてるのよ!そんなボケしたら初見さんはあんたがそういう性癖持ってるって勘違いしちゃうわよ!
ショー:逆に考えるんだ。それでもいいさと。
アン:よくないわよ!全く…
作品紹介
アン:それで、今回紹介する作品は?
ショー:それはだね、
俳優陣の熱演が光る、何回見てもドキドキする超名作!
「アンタッチャブル」です!
アン:おおーっ!…って、また「超名作」ってワード使ったわね。
ショー:仕方ないでしょ。どの作品も本当に超名作なんだから!
アン:まあ、そうなんだけど…
ショー:わかった、今度からもっとボギャブラリーを増やすよ。
アン:わかったわ。
ショー:それじゃ、あらすじを言っていくね。
禁酒法が存在していた1930年代のシカゴ。ギャングたちはこぞって密造酒を作っていた。そんな中で、ひときわ強い力を持つギャングがいた。「アル・カポネ」である…財務官の「エリオット」は、カポネ逮捕のために警察へ派遣される。しかし、警察組織や街の政治家たちはとっくに腐敗している。そこでエリオットは、カポネ逮捕のため、正義感のあるな人物のみで作られた、外部からの影響を受けないチームを作ることにする。エリオットが選んだのは、街で唯一善良な警官の「マローン」、銃の達人である、訓練生の「ストーン」、財務省から派遣された、会計士の「ウォレス」の3人。お上の命令にも従わない、手出し不可能な彼らは、「アンタッチャブル」と呼ばれた…
ってな感じのお話です!…毎回そうだけど、あらすじだけで話の良さを伝えるって難しい。
アン:レビュー中にわざわざ尺使って言うくらい難しいの?
ショー:そんな言い方しなくてもいいじゃない!まあ、結構難しいね。だってさ、はっきり言うとこんなの見ればいいだけの話なんだもん。
アン:身も蓋も無いわね…そんなこと言うなら何でレビューなんかしてるのよ。
ショー:興味を持ってもらうためさ!このレビューをきっかけに名作を知ってもらって、実際に見て欲しいんだよ!
アン:なるほど。けどレビューが面白くないと興味を持ってもらえないわよ。
ショー:ウッ!
アン:そのためには、やっぱりあらすじで物語の良さを知ってもらわないと駄目なんじゃない?
ショー:ウッ!…努力します。
アン:頑張りなさい。
小話
ショー:アンタッチャブルといえば、やっぱりクライマックスの大階段のシーンだよね!
アン:そうね。迫力あるアクションも相まって、劇中一番ドキドキするシーンよね。
ショー:そうなんだよ!実は、この有名なシーン、名作「戦艦ポチョムキン」のオデッサ大階段のシーン(これも有名!)が引用されてるんだ!
アン:へー!初めて知ったわ。
ショー:なんだけど、監督は最初、引用するつもりはなかったんだよ。
アン:えっ?どういうこと?
ショー:監督は列車を舞台にした派手なアクションシーンを撮ろうとしたんだよ。
アン:それで?何かトラブルでもあったの?
ショー:いや、予算が足りなくなったんだよ。
アン:身も蓋も無いわね!
ショー:うん。予算関係の話がでてくると一気に冷めてくるよね。
アン:まあ、仕方ないわよね。映画に予算は付き物だもの。
ショー:いや、そうでもないんだよ。
アン:どういうこと?
ショー:実はこの映画パラマウント映画(アメリカの配給会社)の設立75周年記念作品なんだよ。
アン:だったらもっと予算出せたんじゃないの⁉︎
ショー:だよねー。けど、その結果映画史に残る伝説のシーンが生まれたんだから、結果オーライ!
アン:そうね。
ショー:他にも、「ストーン役がキャリアスタートになったアンディガルシアは、最初フランクニッティを演じる予定だった」とか、「ショーンコネリーは撮影当時スランプになっていた」とか話したいことがあるんだけど、例によって字数がとんでもないことになるのでここまで!
感想
アン:それで、この映画の総評は?
ショー:最初に言ったとうり、何度見てもドキドキする映画です!
アン:最近「最初に言ったとうり」ってワード使いすぎじゃない?もっと言い方があるんじゃないの?
ショー:そんなこと僕じゃなくてあのナマコに言ってy
ナマコ:ワアアアアアアア!
アン:あんたいっつも叫んでるわね!それにショーもさらっと人のせいにするなし!
ショー:人じゃないよ。ナマコだy
アン:(バキッ!)
ショー:すいません。それじゃレビューに戻るよ。
アン:とうとう殴られても無反応になったか…
ショー:息が詰まりそうになる、スケールと迫力満点のアクションは必見だし、キャラクターもとってもカッコよくて魅力的なんだよ!
アン:アクションシーンではカメラワーク等でとっても上手に迫力を出しているのよね!前述の大階段のシーン以外にも必見もののアクションが沢山あるので是非実際に見て楽しんでほしいわ!
ショー:そしてこの映画を語る上で欠かせない俳優陣の熱演!キャラクターのカッコよさを2倍にも3倍にもしているんだよ!
アン:今や有名俳優のケヴィンコスナーやアンディガルシアは、この映画の演技で注目されるようになったのよね。
ショー:そうなんだよ!ケヴィンコスナー演じるエリオットはまさに正義の味方って感じで文句なしにカッコいいし、アンディガルシア演じるストーンも少し危険な感じで魅力的なんだよ!
アン:そして何よりマローンを演じたショーンコネリーの演技よね!
ショー:SO RE NA‼︎(某サッカー部の部紹介風)撮影当時、ショーンコネリーは出演作に恵まれず、スランプ状態だったんだけど、この映画の演技で再注目されたんだよ!
アン:アカデミー賞助演男優賞を受賞したことからもどれくらいすごい演技だったかがわかるわよねー。
ショー:そうそう!カッコいいケヴィンコスナーやアンディガルシアと違って、ショーンコネリーの演技はとても渋くて、あの…そうだ!「スゴ味」があるんだよ!それも凄まじい!
アン:おお!語彙力ないあんたにしてはいい言葉見つけてきたじゃない。
ショー:でしょでしょ!
アン:(しれっとけなされてることには気付かないのね…)
ショー:それに、脚本もしっかり作り込まれているので、非の打ち所がない完璧なストーリーになっています!
アン:見ていて楽しめる映画ですので、是非、実際に見てください!
ショー:それでは、サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ。
アン:えっ?それってナマコのセリフじy
ショー:いいのいいの!どうせあいつ今回も休みなんだし…
ネコとナマコの映画レビュー!(第5回)「ダークナイト」
茶番
ショー:あー、あー。(ダミ声)
アン:ああ、今度こそ壊れたか…
ショー:壊れてなどいない。(ダミ声)
アン:じゃあ何?クリスチャンベールのモノマネ?
ショー:そうだよ。(便乗)(ダミ声)
アン:その声でそのネタ言うと違和感がすごいわね。にしてもなんで急にそんなことしだしたのよ。
ショー:それはだn…(ダミ声)あー。もう限界!よくあんな声出せるな!クリスチャンベールも声優さんも!(元の声)
アン:ほんとそうよねー…ってそうじゃなくて!なんでそんなことしてるのってきてるのよ!答えなさいよ!
ショー:タイトル見ればわかるでしょそんなこt
アン:(バキッ!)
ショー:流石に殴りすぎじゃない⁉︎
アン:仕方ないでしょ!あんたがそんな事言ったら紹介の質問がやりづらくなるじゃないの!
ショー:ってあのナマコに言わr
ナマコ:わああああ!ああああああああああ‼︎
アン:あいついっつも叫んでるわね。
ショー:前回あいさつサボったくせn
ナマコ:わああああa(バキッ!)
アン:良い加減にしなさい!
作品紹介
アン:で、大体検討はついてるけど、今回紹介する映画は?
ショー:それはだね!
アカデミー賞の八部門にノミネートし、二部門を受賞した、映画史における最高傑作の一つ!「ダークナイト」です!
アン:この映画が一番好きな映画って人も多いんじゃないかしら。
ショー:そうだね。というか、紹介の質問ってこれか!
アン:そうよ。
ショー:「そうよ。」じゃないでしょ!
アン:じゃあ何よ?
ショー:そこは「そうだよ(便乗)」でしょうが!
アン:そんなとこだと思ったわ。それで、あらすじは?
ショー:あらすじはね、
「バットマン」こと大富豪「ブルース」は、街の警官「ジム」を始めとした様々な人々の協力の元、治安の悪いゴッサムシティの平和を、時には非合法的とも言える手段で守っていた。そんなある日、街に、有能かつ正義感に満ち溢れた検事「ハービー」がやってくる。ブルースは、想いを寄せていた「レイチェル」がハービーと付き合っていることもあり注目し、調べる内に、ブルースはマスクをつけず、合法的に悪を裁くハービーこそ、ゴッサムに必要だと考える。そんな中、「ジョーカー」という男が街に現れ、様々な犯行をしたのち、「バットマンが正体を明かさなければ毎日人が死ぬ」と宣言するが、バットマンは非合法な手段をとっているので、正体を明かせば逮捕され、ゴッサムの平和を守れなくなってしまう…しかし容赦なく殺人を続けるジョーカー。街の人々が不満を抱える中、ブルースはどうすればいいのか葛藤する…
って言う話。
アン:とても引き込まれる作品だから、是非見てね!
小話
ショー :この映画の話をする上で欠かせないのは、なんといってもジョーカー役のヒースレジャー!今作の彼ほど素晴らしい演技をした役者は滅多にいないだろうね。
アン:アカデミー助演男優賞を受賞したあの演技ね!彼のすごい所が、セリフによって変に声の高さを変えたり妙な緩急をつけることで、「狂人」って感じを出してるのよね!あの演技はそうそうできるものじゃないわ。
ショー:他にも、身振り手振りをとても独特なものにしたりと、あらゆる所でジョーカーの「狂ってる」って感じを出してるんだ!そんなレジャーの役作りには、逸話があってね!
アン:へ〜!どんな役作りをしたの?
ショー:まず、サイコパスについての文献を読み漁って、精神異常者の思考などを完璧に学んだんだ。
アン:あの「狂人」っぷりはそこから来てたのね…
ショー:さらに文献で「サイコパスには話し相手がいない」という事を学んだレジャーは、なんとロンドンのホテルに6週間閉じこもって練習したんだ!
アン:え、えぇーっ!
ショー:他にも、「ジョーカーならこうするだろう」と、自分で考えた演出をクリストファーノーラン監督に提案していたんだ。
アン:へー。例えば?
ショー:「ジョーカーは道具を使ってメイクしないだろう。それに、自分でメイクをするだろう。」といって、手で直接メイクしたんだ。
アン:劇中手に付いてた白いものってメイクの塗料だったのね…
ショー:役作りの凄まじさがわかるものがもう一個あってね、ホテルに閉じこもっていた時にレジャーは日記をつけていたんだけど、日記には、「レジャーの日記」じゃなくて、「サイコパスの日記」が書いてあったんだ!どういうことかわかる?
アン:ええ…けど、そんなことになってレジャー本人は大丈夫だったの⁉︎
ショー: …大丈夫じゃなかったんだ…本作の公開前にレジャーは、睡眠薬の過剰摂取で亡くなってしまうんだ…
アン:それは、私も知ってるわ…
ショー:あまりの役作りの結果、肉体も精神もボロボロになってしまったレジャーは、睡眠薬を使わなきゃ眠れなくなってしまったんだ。そして、薬の副作用である中毒性によって、過剰摂取に至ってしまうんだ。
アン: …命を懸けて演技をしたからこそ、あんな素晴らしいものが出来たのね…
ショー: …テンション下がっちゃったけど気を取り直していくよ。
レジャーの演技以外にも、「ブルース役のクリスチャンベイルは、バットモービルが気に入って撮影が終わったら買おうとしていた」とか、話したいことがいっぱいあるんだけど、例によってすごい長さになっちゃうからここまで!
感想
アン:気を取り直して、今回の感想は?
ショー:じゃあ、言っていくよ。
前述のとうりレジャーの演技は素晴らしいし、他の俳優さんも登場人物の感情をとても上手に表現して、雰囲気をしっかり作っています。また、アカデミーの演出に関する様々な賞にノミネートしてるところからもわかるように、アクションシーンは必見の迫力で、見ていて手に汗握るものになっています!
アン:アクション以外のシーンでも、絶妙な音楽やカメラワークになっているし、脚本もキャラの感情や関係などをしっかり描いて重厚でシリアスなドラマが出来上がっているわよね!
ショー:そうそう!だから、見る時はキャラの感情や関係に注目してみるとより楽しめます!
アン:キャラクター自体もとってもしっかり作られているから、よりドラマが深みのあるものに仕上がっているわ!
ショー:そうだよねー。中の人が10分くらいで作った僕らとは大違いだy
ナマコ:あのさ!君たち、僕の隠してることを言いすぎじゃない⁉︎
アン:ええー、いいじゃん別に。(聖徳太子風)
ショー:そうだよ(便乗)
ナマコ:よくないよ!全く…
アン:怒ったナマコは置いといて、私この作品を見て驚いたのよ。
ショー:なんで?
アン:本作で正義感ある警察官のジムを演じたのって…
ショー:そう。「レオン」でスタンを演じたゲイリーオールドマンだよ。すごいよね。どうしたらあんな掛け離れた二つの役演じられるんだろうね。
アン:さすが名俳優ね…
ショー:そういえば、この傷の理由を知ってるか?
アン:?
ショー:それはな…ティシュペーパーと戦って負けたからさ。
アン:もうどうツッコミいれたらいいのかわからないわ…
To Be Continued
ナマコ
ナマコ:どうも、ナマコです。何度も言いますが、レジャーに演技はとても印象に残る見事なものなので、是非ご自分でご覧になって凄みを感じてくださると嬉しいです!例によって、改善して欲しい所や紹介して欲しい映画があったら、コメントして下さると嬉しいです。
それでは、サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ。
ネコとナマコの映画レビュー!(第4回)「レオン」
茶番
ショー:どうも、映画館で映画を見るのが趣味のショーです。
アン:どうも、アンです。え?どうやってネコが映画館に入るのかって?
ショー:それはもうネコお得意の隠密行動でですよ。
アン:皆さんが思うより上手く行くんですよ。これが。
ショー:けどコロナのせいでこの頃行けてないんだよねー。
アン:けど、最近は収まってきたから映画館も上映を再開してきたわよね。
ショー:そうだよ。(便乗)久しぶりの映画館を思いっきり楽しめるね!
アン:楽しむのもいいけど、マスクなど、しっかり対策はしなきゃダメですよ!
ショー:そうだよ。(便乗)
アン:あんたホントにそのネタ好きね。
ショー:そうだy
アン:(バキッ!)
ショー:僕茶番のたびに殴られてない⁉︎
アンしょうもないことするからよ。今回だって、何回も天丼して読書さんが飽きる原因を作ったからよ。
ショー:そういうと思って新しいネタを考えてきたんですよ!
アン:へー。あんたにしてはやるじゃない。どんなネタなの?
ショー:一言余計な気もするけど…まあいいや。それはね、「ソーダよ(瓶状)」っていうネタ!どう面白い?
アン:どんだけそのネタ好きなのよ…
映画紹介
アン:いつもより150文字も長い茶番が終わったところで、
今回紹介する映画は?
ショー:それはだね、何度見ても感動する、哀愁漂う超名作!
「レオン」です!
アン:おお〜!…って、超名作って言葉使い過ぎじゃない?
ショー:仕方ないでしょ!僕の貧弱な語彙力ではこれが限界なの!
アン:あんたが今すごい悲しい開き直りしたのは置いておいて、これまたいい作品持ってきたわねー!
ショー:でしょでしょ!
アン:けど、二つ思ったことがあるのよ。
ショー:えっ?何?
アン:まずは、私たちがレビューする映画のジャンルにまとまりがなさすぎない⁉︎
ショー:逆に考えるんだ。それでもいいさと。
アン: …まあそれはいいとして、問題は次よ。この映画の良さって口で伝えづらい良さよね。
ショー:まあ、そうだね。
アン:だとしたら語彙力がナメクジ以下のあんたがレビューできるわけないじゃない!
ショー:そんな!ひどいよ!
アン:たしかに喋れないナメクジと比べるのはひどかったわね。ごめんなs
ショー:僕と比べられるナメクジさんに失礼だよ!
アン: …お脳の回路がプッツンしてる奴だってこと忘れてたわ…
ショー:まあそれは置いておいて、たしかに僕の語彙力では良さを伝えきれないだろう!
アン:相変わらず潔いいわね。
ショー:けどどうしてもレビューしたいんだ!それくらい好きな映画なんだよ!
アン: …わかったわ。けどもう1000文字くらい使ってるのにあらすじすら言えてないわよ。大丈夫なの?
ショー:そうだった!あらすじは、
凄腕の殺し屋「レオン」は、家庭環境が劣悪な少女「マチルダ」を家に匿うことになる。何と、マチルダの家族は、麻薬のトラブルで「スタン」という男とその仲間に皆殺されてしまったのだ。マチルダは、家族の中で唯一大切だった弟の仇打ちのため、レオンに自分に殺しの技術を教えて欲しいと懇願し、レオンはそれを承諾したことで、レオンとマチルダの奇妙な生活が始まり次第に二人は、家族とも恋人ともつかないような関係になっていく…
アン:是非、みてください!
小話
ショー:実はこの映画、別の映画の予算集めのために作られた映画って知ってた?
アン:えっ⁉︎
ショー:それに脚本は二日で作られたとか。
アン:えっ⁉︎いや…ええっ⁉︎
ショー:どう?知ってた?
アン:いや…知らなかったけど…ちょっと待って、ツッコミどころ多すぎない⁉︎
ショー:そうだよ。(便乗)
アン:どうしたらあんな深みのある脚本二日で書けるのよ!
ショー:そうだよ(便乗)ちなみに、脚本を書いたのはこの映画の監督でもあるリュックベンソンさんで、「フィフスエレメント」の予算集めのために作られたらしいよ。
アン:それなのにレオンの方が名作になってしまうって…
ショー:にしてもすごいよねー。二日だよ二日!
アン:人間死ぬ気になれば大抵のことはできるっていうけど本当ね。
ショー:あと、この映画を語る上で欠かせないのは主人公のレオン!
アン:殺し屋なのにすごく人間らしくてすごく魅力的なのよね!
ショー:そのレオンなんだけど、実はリュックベンソン監督の別作品、「ニキータ」に出てくる「掃除屋」が元ネタらしいんだよ。
アン:えっ!主人公まで別作品が元ネタなの⁉︎
ショー:そう。ベンソン監督はニキータの製作中、「掃除屋を主人公に映画が取れる!」って確信してたんだよ。
アン:なるほどね。
ショー:ちなみに、その掃除屋、レオンと見た目どころか、俳優さんまで一緒なんだよね。
アン:元ネタというか、ここまでくるともうそのまんまね。
ショー:他にも、「元の脚本はもっと(性的に)過激で、そのままいくと問題になってもおかしくなかったけど、ナタリーポートマンの両親が猛反対したことで今の脚本になった」とか
話したいこといっぱいあるんだけど、例によってすごい長さになってしまう
のでここまで!
感想
アン:それで、今回の感想は?
ショー:冒頭でも言ったように、「哀愁漂う、何回見ても感動できる作品」だよ!作りこまれたストーリーも素晴らしいし、何よりレオンとマチルダがとっっっっっっっっても魅力的!
アン:相変わらず「っ 」が多いわね。
ショー:二人ともキャラがとても作り込まれてるから感情移入できるし、絶妙に人間くさいんだよ!二人とも普通じゃない経歴の持ち主だけど、とても人間らしい感情を持っていて、それがまた二人を魅力的にしてるんだ!
アン:あと、なんといっても俳優さんの名演よね!
ショー:そうなんだよ!レオンを演じたジャンレノも、マチルダを演じたナタリーポートマンも、とても引きこまれる演技をするんだよ!他にもね、あのシーンとか…あの場面とかもう…もう見て!(脳死)
アン:またブラジル旅行?
ショー:いや、今度はイギリスだって。
アン:遠いわねー…あれ、いつから語彙力が旅行するのが普通になったの?
ショー:気にしちゃダメ。まあ、それくらい演技が素晴らしいんです!とくに、スタン役のゲイリーオールドマンの演技はもうすごかった!名俳優にしかできないものだったよ!特にすごいのはあの麻薬を吸うシーン!
アン:本当に吸ってるようにしか見えないのよね!すごいわあの人…
ショー:とまあこんな感じ!ちなみに見る時は、レオンとマチルダの関係に焦点を当てて見てみるとより感動できます!
アン:それに、キャラクターだけじゃなくて、脚本も良くできてるし、特にアクション!演出やカメラワークが良くできてるのよね。
ショー:おっと、話がそれてきたね。それじゃ、今回はここまで!ちなみに、リュックベンソンが本当に公開したかったのは、劇場版より20分ほど長い完全版らしいので、今回のレビューは完全版をもとにしたものになっています。
アン:それじゃ、またねー。
ショー:よし、牛乳買ってくるよ。
アン:またー?それにあなた、ネコなのに二本も買うのは、少し多いんじゃないの?
ショー:いいじゃん別に(聖徳太子風)
ナマコ…は今回は休み
ネコとナマコの映画レビュー! (第3回)「メン・イン・ブラック」
雑談
ショー:ニューヨーク市警だ!
アン:こんなやつが警官ってどんな世紀末よ。
ショー:NYPDってのはな!逃げる、野朗を、パンチで、どつくって意味だ!
アン:(バキッ!)
ショー:痛スギィ!ちょっ、なんで急に殴るのs
アン:殴るしかないでしょう⁉︎こんな奴!言われた瞬間私思ったわ。「私はあんたを殴りたいよ」って!
ショー:食い気味の上にこんな奴って…その上考えたことを行動に移すの早過ぎじゃない?
アン:当然よ!あんたはただでさえ頭のネジが10本抜けてるのに、唐突に頭のネジが全部弾け飛んだみたいなこと言い出したんだから!
ショー:僕を一昔前のテレビかなんかと勘違いしてない⁉︎壊れたら殴れば直るだなんて…酷いよ。
アン:けど直ったわよ。
ショー: ……
映画紹介
アン:それで、今回はどんな映画を紹介するの?
ショー:それはですね、冒頭のやりとりで分かっている人も多いと思いますが
アン:やりとり以前にタイトルでわかると思うんだけど…
ショー:言わないでよ!話が進まないじゃない!
アン:ああ、ごめんごめん…って、今更なんだけど、
ショー:何?
アン:このブログメタ発言多すぎじゃない?
ショー:SO RE NA!(某サッカー部の部紹介風)まあ、そんなことは置いておいて、
アン:あんた置いておきすぎじゃない?
ショー:いいのいいの。ってなわけで、今回紹介する映画は、
センスの良いジョークとテンポの良いストーリーで誰でも面白おかしく
笑える名作!「メン・イン・ブラック」‼︎
アン:おお〜!あの映画、面白いだけじゃなくキャラも魅力的で、
ストーリーもとてもよくまとまってるのよね!私もあの映画大好きだわ!
ショー:あらすじを言うね。
皆は知らないが、この地球には沢山のエイリアンが人間に化けて住んでいて、
そのエイリアンを取り締まる組織「メン・イン・ブラック」が存在する…
そんな世界で警官をやっている「ジェームズ」は、ひょんなことから
MIB(メンインブラックの略)のベテランエージェント「K」に資質を見込まれ、
MIB のエージェント「J」となり、農夫の皮膚を被って擬態した、
地球侵略を目論むエイリアン「バグ」と戦う…
って言うストーリー!
アン:見て損はないから、是非!実際に見てください!
小話
ショー:この映画、面白いジョークが山ほどあるんだよね!
アン:冒頭のやりとりもこの映画のジョークの中の一つなのよね。
ショー:そうそう!冒頭のジョークも好きなんだけど、僕が特に好きな
ジョークが、ニューラライザー(一般人の宇宙人に関する記憶を光と共に消す
装置)の事をJが「ピカリものの記憶でっち上げ装置」って呼ぶところ!
的を得ているんだけど何か違うっていうところが笑えるんだよ!
アン:あ〜!あれは私も笑っちゃったわ!
ショー:他にも笑えるジョークが沢山あるんだけど、それを存分に楽しみたい
方は、ぜひ吹き替え版で見てください!
プロの声優さんが上手に吹き替えているので、より笑えると思います!
アン:Jを吹き替えた江原正士さんの演技がいいのよねー。
ショー:あとね、是非話したいネタがあるんだ!
アン:なに?
ショー:それは、ニューラライザーの正式名称の事!アホみたいに長いんですよ!
約40文字くらいあるんですよ!
アン:ああ、あれ!すごい噛みそうな名前なのよねー!
けど、続編でKが全く噛まずにすらすら〜っと読み上げるシーンがあるのよね。
ショー:すごいよね、あれ。僕だったら噛まずに言うだけでも何回も
やり直すことになるだろうし、すらすらと言うなんて
もうすごい回数噛むことになるだろうなーって思うんだ
アン:皆さんも是非、Kに挑戦して下さい!
「エレクトロバイオメカニカルニュートラルトランスミッティングゼロシナプスレポジショナー」です!頑張りましょう!
ショー:にしても一体全体どうしてそんな名前がついたんだろうね?
アン:さあ?けど現実でも機械の正式名称ってすごく長かったりするから、
そんなに妙な事じゃないのかもしれないわね。
ショー:確かに。しかも専門家の人はその馬鹿みたいに長い名前をあたかも
普通みたいにすらすら言うから、Kがすらすら言ったのは普通なのかも…
アン:皆さんもなんであんな名前ついたのか考えてみたら、暇つぶしに
なるかも!
ショー:他にも、 「『麺・イン・ブラック』っていうイカスミ入りのカップラーメンがタイアップとして日本で発売された」とか、「監督はクエンティンタランティーノ監督になる予定だった」とか、話したい事が沢山あるけど、例によってこれ以上長くなるとあれなので、今回はこれまで!
アン:えっ!タラちゃんがやる予定だったの⁉︎
ショー:そうだよ。(便乗)けどそれはそれで面白そうだね!
アン:けど、タラちゃんは癖がすごい監督だから、私たちが知っているメンインブラックじゃないものが出来ていたでしょうね(笑)
ショー:そうだね。にしても今回のレビューも長いねー。
感想
アン:それで、今回の総評は?
ショー:言わずもがなの超名作です!
ジョークは是非実際に見て笑ってほしいですし、
ストーリーも見ていてとても面白いものに仕上がっています!
アン:あと、上映時間が90分ほどなのでとても見やすいです!
ショー:あと、何より言いたいのが俳優さん達の熱演!
アン:ウィル・スミス(J役)とトミー・リー・ジョーンズ(K役)や、宇宙人役の人達の快演!ジョークの面白さが引き立ってるし、いい味出てるわよねー。
ショー:特に、僕はバグ役のヴィンセントドノフリオの演技とメイクも見てほしい!たるんだ皮膚や白目などでバグが農夫の皮膚を「着ている」のをとても上手に表現しているし、演技も、奇っ怪な動きや仕草でどこからどう見ても人間には見えない!
アン:擬態したいのに、人間の常識がわからずに妙な行動をしている姿はどこかコミカルでもあるわね。
ショー:アカデミー最優秀メイクアップ賞をもらっている程だから、一見の価値ありです!…こんなもんかな。
今回もなっがいレビューだね。
アン:きっと中の人がまとめるのが下手だかr
ナマコ:これをご覧ください。
ショー:わあ!ニューラライザーそっくり!
アン:というかあんた、目がない癖にサングラスなんかかけて…なにするつm
ピシューン(サングラスを取る)
ナマコ:中の人はまとめるのが下手ってわけじゃありません。わかりました?
ショー&アン:はい。
To Be Continued…
ナマコ
ナマコ:どうも、ナマコです。
この作品を見れば、BOSSの「宇宙人ジョーンズ 」シリーズが
より面白くなってきますよ!
「何であんたが宇宙人やっとんの!」って思うこと間違いなし!
また、この映画には続編があり、それもすごく面白いので、
是非見てください!
例によって、改善して欲しいところがある場合や
こんなことをして欲しいなどの提案がある場合は、
是非!コメントして下さい!
それでは、サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ。
ネコとナマコの映画レビュー! (第2回)「ショーシャンクの空に」
雑談
アン: …何よこの怪文書。
ショー:えー!わかんない?
アン:わかるわけないでしょ!何よ「shaw wuz hiar」って!というか何壁に爪で変なもん書いてるの!
ショー:仕方ないでしょ。だって原作でも壁に彫ってあったんだし。
アン:原作って…こんな怪文書に原作も何も… (レビューのタイトルを見る) … (怪文書を見る) …これってひょっとして「BROOKS WAS HERE」のやつ?
ショー:そうだよ!映画好きならわかってくれないと困
アン:(バキッ!)
ショー:イタスギィ!なんで殴んのさ?
アン:当たり前でしょ!何よこの誤字っぷりは!どう読むのよこれ!
ショー:「ショー ワズ ヒア」だよ!
アン:「ショー ワッヅ ハイア」の間違いじゃなくて?
ショー:当たり前でしょ!
アン:ハァ…ツッコむ気も失せたわ。
ショー:そりゃ良かった。
アン:良くないわよ!
ショー:まあまあそう怒らずに、ほら、アンも書いてよ。
アン:?何をよ。
ショー:ほら、レッドが書いたアレだよ。
アン:これ以上落書き増やしたって飼い主に怒られるだけよ!
作品紹介
アン:このブログでは始めの300文字くらいは雑談に使うのはデフォルトとわかったところで、今回レビューする映画は?
ショー:それはだね…
アカデミー賞七部門にノミネートされ、
見終わった後は心が希望に満ち溢れる超名作!「ショーシャンクの空に」です!
アン:それで、あらすじは?
ショー:あらすじはね、無実の罪で、腐敗しきった「ショーシャンク刑務所」に投獄されてしまった敏腕銀行員「アンディ」が、刑務所の古株で、受刑者たちの欲しいものを調達してくれる「調達屋」こと「レッド」をはじめとした刑務所内の人間関係を通して希望を捨てずに生きていく…ってお話!もうとにかくすごいんだよ!
アン:見終わると必ず心が爽やかになる名作なので是非見てください!
小話
ショー:この映画、元は主演も監督も脚本も今と違う人がやる予定だったって知ってた?
アン:いや、知らなかったわ。誰がやる予定だったの?
ショー:監督、脚本は、今作と同じスティーブン・キング原作の「スタンド・バイ・ミー」を成功させたロブ・ライナー監督がやる予定で、ライナー監督はアンディ役にトム・クルーズを、レッド役にハリソン・フォードを当てる予定だったんだ。
アン:うーん、ハリソンフォードはどうとして、トムクルーズが風を受けたら吹っ飛びそうな男には見えないけど…
ショー:わかんないよー。トムは意外にも演技もとても上手だからね。しっかり役作りして、いい演技してくれたと思うな。それに、アンディは原作では背の低い男っていう設定なんだ。身長170cmのトムははまり役なんじゃないかな?
アン:けど、実際にアンディを演じたのはティムロビンスは、確か190cmの長身だったわよね?
ショー:そう。だから、映画内では、レッドが背が高いことを逆に強調するセリフを言うんだよ。
アン:へ〜。
ショー:あと、主要人物にトミーっていう若いチンピラの囚人がいるんだけど、彼を演じるのはブラッドピットの予定だったらしいよ。(スケジュールが合わなかった)
アン:チンピラのブラピ…ちょっと笑っちゃうわね。
ショー:話は変わるけど、他にも小話があってね。この映画の原作は、「刑務所のリタ・ヘイワーズ」っていう名前なんだよ。(リタヘイワーズは、1940年代に一世を風靡した女優さん)
アン:それがなんなの?
ショー:映画化の際にタイトルが変わったのには、面白い理由があるんだよ。
アン:へー。どんなの?
ショー:最初は、原作と同じタイトルになるはずだったんだよ。けど、タイトルを見てリタヘイワーズのドキュメンタリーだと勘違いした人が多発したらしいんだよ。
アン:流石にそんな間違いする人はいないでしょ。
ショー:ホントだよ。リタヘイワーズ役のオーディションをしに来る女優さんも現れて、「脚本は素晴らしかった。ぜひリタを演らせてほしい」って言ったそうだよ。
アン:一体何を見てたのよ。
ショー:タイトルでしょ。
アン:でしょうね。
ショー:他にも、「ラストに出てくるアレングリーンという人は監督の旧友で、制作中に亡くなってしまった人」だとか、「原作ではラストの海のシーンは存在しない」とかの面白い小話が沢山あるんだけど、例によって、尺の都合上ここまで!
アン:気になった人は是非、調べてみてください!
感想
アン:今回の感想は?
ショー:冒頭で言った通り、「見た後は心が希望で満ち溢れる超名作」だよ!様々な困難がアンディに降りかかるんだけど、それでもアンディは希望を捨てずにその困難に立ち向かうんだ。その姿を見ると、見ているこっちまで心に希望がみなぎってくるんだよ!必見ものの名シーンが多々あるし、(特にラストシーン!)俳優さん達の演技も、キャラクターの感情を完璧に再現していて、物語をより引き立ててるんだ!そして脚本!ドラマとしても素晴らしい出来なのに、伏線もしっかり出来てるんだ!「そのために必要だったのか!」と驚くこと間違いなし!終盤のどんでん返しは、ネタバレ厳禁ですよ!
アン:けど、そういうのってどうしても人と話したくなるわよね。
ショー:そうだね。
けどそれだけじゃないんだよ!この映画は他にも…あれだ、あの…とにかくすごいんだ!
アン:語彙力はどこいったのよ!
ショー:ああ、あいつはブラジルに旅行に行ってるよ。
アン:自立してるじゃないの!
ショー:立派になって…
アン:頼むからそれが異常ってことにさっさと気づいてくれない?
ショー:まあとにかく良い映画なんだよ!カメラワークなどの演出も、見ている人の感動をとっっっっっっっっっっっても上手に引き出してるし…
アン:「っ」が多過ぎない?
ショー:それっくらい上手なんだ!何より音楽がすごい!とにかくすごい!
アン:お願いだからさっさとブラジルから戻って来なさい。
ショー:僕の語彙力は置いておいて、この映画を見る際は、ストーリーだけじゃなく、
音楽、画の構成や見せ方にも注目してほしい!そうしたらこの映画がもう、もう、
もう…とにかく見て‼︎‼︎(脳死)
アン:あんたよく脳死するわね。
ショー:そうだよ。(便乗)
あと、急だけど、どうして「アン」なの?
アン:アイルランド系だからよ。
ショー:猫なのにアイルランド系って…
アン:映画でもジョークとして使われてたじゃない。マジレスしないでよ。
ショー:ああ…ごめんごめん…
To Be Continued…
ナマコ
ナマコ:どうも、ナマコです。私この映画の
「希望は良いものだよ。多分最高のものだ!良いものは決して滅びない」ってセリフ大好きなんです!映画史に残る名台詞だと思うんですよ‼︎あと、重要なことがあって、緊張した時や、不安になった時には、是非この映画を見ていただきたい!明日も一日、頑張るぞい!と思えるんですよ。是非!見てほしいです!改善してほしい所がある場合や、紹介してほしい作品がある場合はコメントしてくれると嬉しいです。
それでは、サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ。