ネコとナマコの映画レビュー!(第4回)「レオン」
茶番
ショー:どうも、映画館で映画を見るのが趣味のショーです。
アン:どうも、アンです。え?どうやってネコが映画館に入るのかって?
ショー:それはもうネコお得意の隠密行動でですよ。
アン:皆さんが思うより上手く行くんですよ。これが。
ショー:けどコロナのせいでこの頃行けてないんだよねー。
アン:けど、最近は収まってきたから映画館も上映を再開してきたわよね。
ショー:そうだよ。(便乗)久しぶりの映画館を思いっきり楽しめるね!
アン:楽しむのもいいけど、マスクなど、しっかり対策はしなきゃダメですよ!
ショー:そうだよ。(便乗)
アン:あんたホントにそのネタ好きね。
ショー:そうだy
アン:(バキッ!)
ショー:僕茶番のたびに殴られてない⁉︎
アンしょうもないことするからよ。今回だって、何回も天丼して読書さんが飽きる原因を作ったからよ。
ショー:そういうと思って新しいネタを考えてきたんですよ!
アン:へー。あんたにしてはやるじゃない。どんなネタなの?
ショー:一言余計な気もするけど…まあいいや。それはね、「ソーダよ(瓶状)」っていうネタ!どう面白い?
アン:どんだけそのネタ好きなのよ…
映画紹介
アン:いつもより150文字も長い茶番が終わったところで、
今回紹介する映画は?
ショー:それはだね、何度見ても感動する、哀愁漂う超名作!
「レオン」です!
アン:おお〜!…って、超名作って言葉使い過ぎじゃない?
ショー:仕方ないでしょ!僕の貧弱な語彙力ではこれが限界なの!
アン:あんたが今すごい悲しい開き直りしたのは置いておいて、これまたいい作品持ってきたわねー!
ショー:でしょでしょ!
アン:けど、二つ思ったことがあるのよ。
ショー:えっ?何?
アン:まずは、私たちがレビューする映画のジャンルにまとまりがなさすぎない⁉︎
ショー:逆に考えるんだ。それでもいいさと。
アン: …まあそれはいいとして、問題は次よ。この映画の良さって口で伝えづらい良さよね。
ショー:まあ、そうだね。
アン:だとしたら語彙力がナメクジ以下のあんたがレビューできるわけないじゃない!
ショー:そんな!ひどいよ!
アン:たしかに喋れないナメクジと比べるのはひどかったわね。ごめんなs
ショー:僕と比べられるナメクジさんに失礼だよ!
アン: …お脳の回路がプッツンしてる奴だってこと忘れてたわ…
ショー:まあそれは置いておいて、たしかに僕の語彙力では良さを伝えきれないだろう!
アン:相変わらず潔いいわね。
ショー:けどどうしてもレビューしたいんだ!それくらい好きな映画なんだよ!
アン: …わかったわ。けどもう1000文字くらい使ってるのにあらすじすら言えてないわよ。大丈夫なの?
ショー:そうだった!あらすじは、
凄腕の殺し屋「レオン」は、家庭環境が劣悪な少女「マチルダ」を家に匿うことになる。何と、マチルダの家族は、麻薬のトラブルで「スタン」という男とその仲間に皆殺されてしまったのだ。マチルダは、家族の中で唯一大切だった弟の仇打ちのため、レオンに自分に殺しの技術を教えて欲しいと懇願し、レオンはそれを承諾したことで、レオンとマチルダの奇妙な生活が始まり次第に二人は、家族とも恋人ともつかないような関係になっていく…
アン:是非、みてください!
小話
ショー:実はこの映画、別の映画の予算集めのために作られた映画って知ってた?
アン:えっ⁉︎
ショー:それに脚本は二日で作られたとか。
アン:えっ⁉︎いや…ええっ⁉︎
ショー:どう?知ってた?
アン:いや…知らなかったけど…ちょっと待って、ツッコミどころ多すぎない⁉︎
ショー:そうだよ。(便乗)
アン:どうしたらあんな深みのある脚本二日で書けるのよ!
ショー:そうだよ(便乗)ちなみに、脚本を書いたのはこの映画の監督でもあるリュックベンソンさんで、「フィフスエレメント」の予算集めのために作られたらしいよ。
アン:それなのにレオンの方が名作になってしまうって…
ショー:にしてもすごいよねー。二日だよ二日!
アン:人間死ぬ気になれば大抵のことはできるっていうけど本当ね。
ショー:あと、この映画を語る上で欠かせないのは主人公のレオン!
アン:殺し屋なのにすごく人間らしくてすごく魅力的なのよね!
ショー:そのレオンなんだけど、実はリュックベンソン監督の別作品、「ニキータ」に出てくる「掃除屋」が元ネタらしいんだよ。
アン:えっ!主人公まで別作品が元ネタなの⁉︎
ショー:そう。ベンソン監督はニキータの製作中、「掃除屋を主人公に映画が取れる!」って確信してたんだよ。
アン:なるほどね。
ショー:ちなみに、その掃除屋、レオンと見た目どころか、俳優さんまで一緒なんだよね。
アン:元ネタというか、ここまでくるともうそのまんまね。
ショー:他にも、「元の脚本はもっと(性的に)過激で、そのままいくと問題になってもおかしくなかったけど、ナタリーポートマンの両親が猛反対したことで今の脚本になった」とか
話したいこといっぱいあるんだけど、例によってすごい長さになってしまう
のでここまで!
感想
アン:それで、今回の感想は?
ショー:冒頭でも言ったように、「哀愁漂う、何回見ても感動できる作品」だよ!作りこまれたストーリーも素晴らしいし、何よりレオンとマチルダがとっっっっっっっっても魅力的!
アン:相変わらず「っ 」が多いわね。
ショー:二人ともキャラがとても作り込まれてるから感情移入できるし、絶妙に人間くさいんだよ!二人とも普通じゃない経歴の持ち主だけど、とても人間らしい感情を持っていて、それがまた二人を魅力的にしてるんだ!
アン:あと、なんといっても俳優さんの名演よね!
ショー:そうなんだよ!レオンを演じたジャンレノも、マチルダを演じたナタリーポートマンも、とても引きこまれる演技をするんだよ!他にもね、あのシーンとか…あの場面とかもう…もう見て!(脳死)
アン:またブラジル旅行?
ショー:いや、今度はイギリスだって。
アン:遠いわねー…あれ、いつから語彙力が旅行するのが普通になったの?
ショー:気にしちゃダメ。まあ、それくらい演技が素晴らしいんです!とくに、スタン役のゲイリーオールドマンの演技はもうすごかった!名俳優にしかできないものだったよ!特にすごいのはあの麻薬を吸うシーン!
アン:本当に吸ってるようにしか見えないのよね!すごいわあの人…
ショー:とまあこんな感じ!ちなみに見る時は、レオンとマチルダの関係に焦点を当てて見てみるとより感動できます!
アン:それに、キャラクターだけじゃなくて、脚本も良くできてるし、特にアクション!演出やカメラワークが良くできてるのよね。
ショー:おっと、話がそれてきたね。それじゃ、今回はここまで!ちなみに、リュックベンソンが本当に公開したかったのは、劇場版より20分ほど長い完全版らしいので、今回のレビューは完全版をもとにしたものになっています。
アン:それじゃ、またねー。
ショー:よし、牛乳買ってくるよ。
アン:またー?それにあなた、ネコなのに二本も買うのは、少し多いんじゃないの?
ショー:いいじゃん別に(聖徳太子風)
ナマコ…は今回は休み